EGF(Epidermal Growth Factor)とは「上皮細胞増殖(成長)因子」または「細胞再生因子」と呼ばれ、人間が本来持っている因子のことです。 EGFは皮膚の表面にある受容体と結びつき、新しい細胞の生産を促進する、(簡単に言うと皮脂の細胞を古いものから新しく生まれ変わらせる)体内で53個のアミノ酸から形成されるタンパク質の一種です。
EGFは、発見当時、1gあたり8千万円という非常に高価な成分でした。それでも、ケガをした時に皮膚を元通りに修復してくれたり、火傷など皮膚の再生に力を発揮するなど、医療分野では画期的だったため世界中の医学機関に売れていました。 その後の研究が進み、十数年の歳月を経てコスト削減に成功。
日本ではこれまで成分表示名称が無いことが理由で化粧品に配合が許可されていませんでしたが、2005年の秋に全成分表示「ヒトオリゴペプチド-1」として正式に登録され、EGF配合化粧品として生産されるようになったのです。 ちなみにアメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士により発見され、これにより博士はノーベル医学生理学賞を受賞したんですよ。
肌のターンオーバーは約28日間と言われています。ですが年齢とともに遅くなり25歳を過ぎたお肌はでは6週間周期になってしまうと言われています。皮膚細胞の再生能力が落ち、角質層が厚くなることによって何が起きるか? それは、いわゆる「皮膚の老化現象」の進行です。シワが増えるのもそうですね。
そこに効果を現すのがEGFです。EGFは、肌への浸透力も高く、また、他の化粧品の成分を邪魔しないという特徴があるので、普段のスキンケアの流れの中に、容易に組み込むことが可能です。EGFを与えることで、年齢とともに低下する肌本来の力を助け、皮膚細胞の新生を促すことができるのですね。